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第17回JR連合セミナー

JR連合国会議員懇談会三日月大造衆議院議員と意見交換
政策、政治、組織課題でグループディスカッション

JR連合は、5月8日、9日に第17回の役員セミナーを都内で開催し、各単組の地本執行役員を中心に36人が参加した。

初日は、JR連合坪井会長から政策、政治活動及び組織の情勢について基調講演を受けた。続いて前田教育部長から「JR連合の政策活動」と題して、@中長期政策プロジェクトの概要AJR三島・貨物をはじめとした経営支援の取り組みB鉄道復旧・防災への取り組み等について産業政策活動の重要性を提起した。

その後は、国会議事堂見学並びにJR連合国会議員懇談会事務局長の三日月大造衆議院議員との意見交換を行った。三日月議員は自らの組合役員経験を踏まえ「制度政策を実現するための原点は、組合員と対話し、声を吸収することである。地本役員は重責である」と参加者を激励するとともに「JR連合の政策プロジェクトの座長として、中長期的視点にたった鉄道特性の発揮にむけて取り組んでいく」と述べた。意見交換会では多くの参加者から様々な意見や要望が出された。

2日目は、JR連合中原政治部長が「労働組合と政治活動」と題し、@労働組合の政治活動A民主党支援理由B選挙の仕組み等を説明し、JR連合の制度政策を実現するために政治活動への取り組みが極めて重要であると指摘した。その後、栃窪組織部長から「JR連合の組織課題」について、民主化を取り巻く情勢や労働組合の歴史、国政の動向等についての提起を行った。

受講内容を踏まえたグループディスカッションでは、取り巻く環境の異なる単組の参加者から広範な意見が出されるなど、活発な討議を行い、2日間の日程を終了した。

JR連合では、次世代を担う役員の育成、単組間の相互交流を目的として、引き続き教育活動に取り組んでいく。