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JR連合「第21回定期大会」開催

JRの代表産別として新年度の方針を総意で決定!

JR連合は6月21日〜22日、「東武ホテルレバント東京」で「結成20年の歩みと成果を糧に、政策制度、組織課題を解決し、安全で社会に信頼されるJRを築こう!」をスローガンに第21回定期大会を開催した。

坪井会長は挨拶で「JRの代表産別として、堂々と運動に邁進しているが、一方、国鉄改革からの経営課題、組織課題が今なお残されている。こうした課題に正面から立ち向かい、すべてのJR労働者を代表する産別労働組合として、安心と信頼の将来展望を切り拓くために、組織をあげて運動の前進に取り組んでいきたい。20周年という節目となる本大会を新たな出発(たびだち)の機会にしたい」などと訴え、安全確立、民主化闘争、政策活動などの運動方針の各重要課題について所信を述べた。

新年度の運動方針は、「すべてのJR関係労働者の安全確立」「民主化闘争実現への取り組み」「持続可能な交通体系の確立」「JRグループ労働者の労働条件の向上」「男女平等参画の推進」などを基調に提案された。これを受けて、代議員・特別代議員の計10名から、方針を補強する立場からの建設的な発言があり、執行部答弁、井口事務局長の総括答弁のあと、全議案を満場一致で可決し、新年度の運動に組織をあげて全力で取り組む決意を固め合った。

大会宣言

結成20周年記念レセプションに多数の来賓
連合から古賀会長、JR連合国会議員懇談会、「21世紀の鉄道を考える議員フォーラム」議員約60名が臨席

また、大会1日目の終了後には、結成20周年記念式典を開催した。まず、安全・組織・政策・グループの運動4本柱について各単組からの報告を受けながら、これまでの20年の歩みを振り返った。続いてJR連合から将来ビジョンを提起するとともに、未来宣言を読み上げ、満場一致で採択された。

その後、連合、交運労協、民主党・社民党の政党代表、関係省庁、JR連合国会議員懇談会をはじめとする国会議員・秘書、産別代表、友誼団体、各社幹部、地方議員団連絡会など230名を超える来賓と、代議員、傍聴者など約300名が参集し、結成20周年記念レセプションが盛大に開催された。

未来宣言