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第26回中央委員会を開催

2014春季生活闘争方針を決定

純ベア3000円と総合生活改善など要求

JR連合は、2月4日、京都市内で第26回中央委員会を開催した。2014春季生活闘争をはじめとした諸課題に対する当面の活動方針を決定した。

冒頭、執行部を代表して松岡会長があいさつに立ち、「労働・子育て・教育を大切にする社会を創造するために、私たち労働組合の存在意義は一層深まっている」として、安全確立・2014春季生活闘争・民主化闘争完遂・政策課題実現などのJR連合が直面する諸課題への真摯な議論を出席した委員に要請した。

議事では、執行部から第22回定期大会以降の活動報告と当面の活動方針(案)を提起した。これに対して、出席した中央委員9人からの発言で補強・肉付け、執行部からの答弁の後、満場一致で方針を決定した。

中でも直近の最重要課題である2014春季生活闘争の取組方針については、連合の方針である1%以上の賃金引き上げという方針を踏まえて、「純ベア3000円」の統一要求を決定した。また、期末手当をはじめとする諸手当を可能な限り同時要求することや総合生活改善の観点から労働時間短縮・制度改善などを要求の柱に掲げ、グループ労組については定期昇給制度の確立及び適正運用をはじめとして、「純ベア3000円を目安」又は「定昇込み7500円を目安」とする方針も同時に決定した。

その後、大戸特別執行委員(青年・女性委員会議長)が委員会宣言を高らかに読み上げて提起し、満場の拍手で承認され、最後に松岡会長の団結ガンバローで閉会した。

<主な要求内容>

T 賃金引き上げ
 @ JR7単組 ・・・・ 純ベア3000円(平均・個別共に)
 A グループ労組 ・・・ 純ベア3000円・定昇込み7500円を目安
 B 非正規(時給)・・・ 時給30円を目安
U 諸手当などの賃金関連項目要求の集中化
V 総合生活改善(ワーク・ライフ・バランス実現)に関する要求
 @ 労働時間短縮にむけた取り組み
 A 労働時間管理の更なる適正化
 B 重要労働関係法の改正趣旨を踏まえた、ワークルールの確立
 C 仕事と育児・介護の両立にむけた取り組み

2014春季生活闘争