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組合暴力による被害者を救済し、JRに安心して働ける職場と安全を築こう!

激励メッセージ、組合暴力の被害者の声をお寄せください!

JR東日本では、他労組の組合員と交遊したこと、組合活動に不熱心であることなどを理由に、社員が職場でJR総連・東労組の組合役員らから集団的な追及、糾弾を受け、退職や転勤に追い込まれる不幸な事件が発生してきました。

○ 浦和電車区事件

JR東労組大宮地本及び浦和電車区分会の役員らが、同電車区の組合員で運転士であった吉田氏(当時27歳)に対して、吉田氏が平素から組合活動に不熱心であること、また対立関係にあるJR連合の組合員と交遊したこと、などを理由に“組織破壊者”と断定し、2001年1月から6月にかけて、「組合を辞めろ」「会社も辞めろ」などと集団で執拗に脅迫しました。このため、吉田氏は不本意ながら同年2月に東労組脱退、同年7月には会社退職に追い込まれました。

吉田氏の告発があり、2002年11月1日、警視庁公安部は「脱退・退職強要容疑」でJR東労組大宮地本梁次邦夫副委員長ら7名を逮捕しました。逮捕された7名は全員起訴され、344日間の拘留後、翌年10月10日に保釈されました。この事件は、7名を被告として、第一回公判が2003年2月25日に東京地裁で行われ、2007年4月27日の第59回公判で結審し、7月17日に被告全員に懲役2年〜1年の執行猶予付きの有罪判決が下されました。

判決理由で、裁判所は「被害者は、被告人らから多数回にわたり、脅迫行為を受けたことにより、組合脱退を余儀なくされ、また、組合脱退後も被告人大澗及び被告人山田らから脅迫行為を受けたことなどから、精神的に疲弊し、ついには会社退職せざるを得なくなったものであって、本件犯行の結果は重大である。にもかかわらず、被告人らは、被害者に対して、これまで慰謝の措置等を講じるどころか、嘘つき呼ばわりさえしているから、被害者の処罰感情が厳しいのも当然である。被告人らは、当公判廷において、本件犯行につき、不自然・不合理な弁解を繰り返しており、反省の情は全く認められない」と判断し、被告人らの犯行を厳しく指弾しました。

2009年6月5日には、東京高裁が被告らの控訴を棄却する判決を言い渡しました。被告らは最高裁に上告していますが、事実関係は明らかなことから、近いうちに判断が示されるものとみられます。

なお、2007年8月30日、JR東日本会社は、被告6名(被告1名はすでに別件で解雇)全員を懲戒解雇しました。処分事由は、「職場秩序を著しく乱し、また、会社の信用を著しく失墜せしめたものであり、社員として極めて不都合であるため」ということです。

また、吉田氏は2009年12月、JR連合の全面支援の下、JR東日本に復職を求める民事訴訟を起こしましたが、JR東日本と和解が成立し、2010年1月、晴れて8年半ぶりに復職を果たすことができました。

○ 三鷹電車区事件

1999年9月より2000年2月にかけ、三鷹電車区に勤務していた運転士の佐藤氏(当時はJR総連・JR東労組に所属)が、JR連合組合員らと交遊したことを理由に、JR東労組の役員などから職場施設内で執拗な糾弾行動を受けました。JR東日本は加害者の行動を制止すべきところ、反対に、佐藤氏を運転士から外して他職場に転勤、出向させることで事態を収めようとしました。佐藤氏は、2007年6月、JR連合の全面支援を受け、JR東日本に対して、運転士への復帰などを求める民事訴訟を提起しました。こうした中、2008年7月1日に豊田運輸区の運転士への発令が出され、佐藤氏は、実に8年5ヶ月ぶりに運転士への復帰を果たすことができました。

事件当時の東労組役員らによる嫌がらせなどの様子(動画)
No.1〜3(3.34MB) / No.4(6.85MB) / No.5(3.22MB) / No.6(1.19MB) / No.7(5.95MB)

JR東労組組合員による佐藤氏に対する吊し上げの様子(音声)

佐藤氏を守ろうとしたJR連合組合員に対するJR東労組組合員による罵詈雑言(音声)

これらの事件は氷山の一角であり、組合による圧力や嫌がらせにより、不快な体験をしている社員は多数いるはずです。今なすべきことは、被害者の救済と、安心して働ける職場の確立です。私たちは、JR東日本に対し、意に反して会社や職場を追われた被害者の救済と、組合の所属に関係なく、社員がお互いに信頼し合い安心して働ける職場づくりを求めます。規律ある職場秩序と、社員の人権を守ることは、企業としても当然の使命であると考えます。今こそ、JR東日本の責任と良識が問われています。

皆様から、佐藤氏、吉田氏への激励メッセージや、JR総連・JR東労組による組合暴力の被害を受けた方々の声などをお寄せいただきたいと存じます。いっそうのご支援をよろしくお願いいたします。


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